Archive for 5月, 2018

広縁のある和室

Posted on the 5月 6th, 2018 under 家づくり by uc1978

広縁とは、幅の広い縁側のことです。近年、住宅の洋風化が進み和室が一室もない住まいというのも珍しいことではありません。和室のあり方も以前と比べると大きく変化してきています。縁側という言葉さえも懐かしく感じられるという人も多いのではないでしょうか。しかし、我が家に設けた和室は広縁を設けて、懐かしさを感じられるスペースを設けながらも、モダンでスタイリッシュな洋風空間との調和も大事にした和室にしたのです。

まず和室を設ける位置です。今までは玄関近くに独立型の和室が設けられており、客間や宿泊部屋として利用することが多かったです。しかし、客間にお通しするお客様が来る機会は減り、家に来るお客様は気心の知れた友人ばかりということが多いです。そこでリビング延長型の和室が人気です。普段は建具で仕切らず、リビングの延長として和室をより多目的に使用できるスペースとする間取りが増えています。子どもが遊んだり、昼寝をしたり、ママが洗濯物をたたんだり、アイロンがけなど家事を行うスペースとしても最適です。

我が家に設けた和室もリビング延長型です。和室と庭を繋ぐ形で広縁を設けました。ここで子ども達と日向ぼっこをして過ごしたり、和室の延長として広縁があることで和室がより広々と開放感溢れる空間となっています。広縁があることで自然光をたっぷり取りこめ明るい和室なのです。この広縁の天井には室内物干しを設けています。和室では洗濯物をたたんだり、アイロンがけをしますし、我が家の和室には家族の衣類を一か所で管理できるファミリークローゼットを設けています。室内物干しを設けておくことで干す→たたむ→しまうという作業が一か所で効率よく行えるのです。

洗濯物を干している光景が和室やリビングから丸見えになってしまうと生活感を与えてしまいますし、お客様のいる場合見た目にいいものではないので、広縁と和室の境には建具を設けて空間をしっかりと区切れるようにもしているのです。いろいろな用途で使用できる広縁は設けて良かったと実感しています。